小さくてスッキリしたお顔になりたい!
そう思う人は少なくないはず。
雑誌などでも小顔のためのマッサージなどよく紹介されていますよね!
その手の本もたくさんあります。
実際にご自分でされたことがある方もいらっしゃるでしょう。
ところが、大して効果を感じない・・・
こんな風にがっかりしている人もいらっしゃるのでは?
実は、本などに書かれている通りにただマッサージするだけでは、小顔にはなれないのです。
あることに意識を向けて、きちんとポイントを押さえて行う必要があります。
この記事では、私が実際に体験したことをもとに気づいた、小顔マッサージの効果的に行うポイントをまとめました。
Contents
顔のマッサージでは小顔にはなれない?!どうすれば良いの?
そもそも、顔のマッサージで本当に小顔になれるのでしょうか?
正直なところ、解剖学的に考えると、マッサージ1つで小顔にはなれないです。
そうあまい話はありません。笑
よく考えてもみてください。
物理的に無理ですよね?
だって、もともとの骨格がありますし、ちょっとマッサージしたくらいで脂肪もなくなりません。
脂肪を燃やすくらいの強いマッサージを知識なく自分ですれば、顔のお肌を傷めてしまうでしょう。
ではやはりお顔のマッサージは意味がないのかというと、そんなことはありません!
あなたは、疲れやストレスがたまっている時、寝不足になっている時など、顔色が浮腫んで腫れたような感じになった経験はありませんか?
そんな時は、顔色もくすんでしまい、表情もイキイキとしませんね。
こんな時、上手顔をマッサージすると、本来の健康な状態に戻る助けになるんです。
具体的には、リンパの流れを助けることで浮腫みがとれてお顔がスッキリとするということです。
リンパは全身流れていて、お顔にもたくさんリンパ管があります。
そして、リンパはそれ自体が流れをつくることはなく、血液が流れる振動や筋肉の動きによる刺激で流されていきます。
ですので、筋肉をゆるめ血行を促すアプローチをすることで、リンパの流れがスムーズになるのですね。
また、血行が良くなるわけなので、顔色も明るくイキイキとします。
自分での小顔マッサージでは、ここを目指して行います。
アロマセラピストとしての苦い体験と小顔マッサージでの嬉しい変化
上記で、自分で小顔マッサージをする時に目指すところは、お顔が本来の健康な状態に戻れるよう助けることと述べました。
これにより、スッキリとしたフェイスラインとイキイキとした表情になることが期待できます。
私はでアロマセラピストでもあるのですが、アロマセラピストになりたての頃は、あまり解剖学的な視点を持っていませんでした。
お恥ずかしい限りです・・・
もちろん看護師なので解剖生理は学んでします。
ですが、その知識を全然活かせていなかったのです。
そのため、アロマトリートメントもただ手技と手順をこなすだけ・・・
これではなんとなく気持ち良くても、変化はさほど出せないでしょう。
私はアロマボランティアを病院でしていますが、ある日医師より顔の浮腫みがひどい患者さんにトリートメントをしてもらいたいとご依頼をいただきました。
しかし、看護師としての経験はそこそこ長いので、不用意なマッサージが身体にどう影響をもたらすかは想像がつきます。
その上、アロマセラピストとしては知識も経験も浅い状態ですから、かなり慎重でした。
そのため、とにかく無難な手技だけ行いました。
多少の心地良さは感じていただけたかもしれません。
ですが、正直大して浮腫みはとれず、申しわけない気持ちでいっぱいでした。
注意:ガンや循環器系病気、炎症、治療などに伴い浮腫が発生している場合、マッサージにより状態を著しく悪化させる場合もあるため、十分な知識と判断が必要です。
そんな体験を経て、解剖生理や手技を必死に見直しました。
そして、自分の顔を使って何度もマッサージを試してみました。
すると、ある日週1回行かせていただいている訪問看護の職場で、周りのスタッフ数名から突然、
「顔が小さくなっている!」
と言われたのです。
スタッフには、私が小顔マッサージを前日に行っていたことは一切伝えていませんでしたし、自分自身も忘れていました。
なので、驚いたし嬉しかったです^^
とは言っても、プリンをなでるようなソフトなマッサージ。
こんなので効果が出るのかと思うくらいソフトです。
強いマッサージはお肌を傷めてしまいますし、皮膚のすぐ下で筋肉の上にある表在リンパに働きかけるので、ソフトで十分。
お顔に張り巡らされている静脈とリンパは、耳の下や喉の方に合流して、鎖骨の方に流れています。
ですので、その流れに沿うように、そ~と表面を擦るようにマッサージを数回顔の左右それぞれ3分くらい繰り返しました。
これはアロマセラピストの資格を取るために通った学校の先生に教えてもらった方法なのですが、そんな単純なことで浮腫みがとれるのか?と疑問でした。
なので、聞いた当時は実践してなかったんです。
先生すみません・・・(^^;)
小顔のためには内側のケアもめちゃ大事!その理由とは?
実は、訪問看護のスタッフに顔が小さくなったと言ってもらえた日の前日は、マッサージにあることをプラスしていました。
それは、舌のストレッチ。
私が舌のストレッチも取り入れたのは、
「感じてわかる!セラピストのための解剖生理(著・野見山文宏)」
という本を読んだからでした。
著者である野見山氏によると、健康的な小顔には、「骨・筋・リンパ」の3つの視点が必要とのこと。
そして、その3つに関連しバランスを崩す要因となるのが、舌や喉の緊張であると。
舌の奥や喉が緊張すると、関連する周辺も緊張します。
すると、そこを通る静脈やリンパの流れも滞ってしまいます。
こうして、顔色がくすんだり浮腫んだりといったことが起こり、顔全体がぼってりとしてしまうのです。
ところで、どんな時に舌や喉は緊張するのでしょうか?
あなたは、胸に思いを溜め込んでストレスを抱え込んでいる時、なんとなく喉の詰まりのような不快感を感じることはありませんか?
言いたいことを我慢して飲み込んだり、緊張しているような時、舌や喉が緊張するんだそう。
そのことが喉の詰まりのような不快感につながっていくのですね。
そこで反対に舌をほぐすストレッチをすることが、周辺の緊張をとり、循環や筋肉が本来あるべき状態を取り戻すのに有効ということです。
私が実際に行ったストレッチは実に簡単なもので、口の中で舌を大きくぐるりぐるりと回しただけです。
その上で、顔のマッサージを行ったところ、翌日複数のスタッフから顔が小さくなったと言われたのです。
ちょっとしたことなのですが、身体の仕組みを理解してケアするのと、理解せずにただ真似るのとでは全然結果が違うのだなと実感しました。
まとめ
いかがでしたか?
ちなみに、私はアロマセラピストなので、セルくケアにもよくアロマを用います。
特にマッサージをするような時は、オイルを使うとすべりがよくなり、肌への負担も軽減できます。
さらに好きなアロマの精油の香りをプラスすることで、心身の力が抜けてよりマッサージが効果的に!
心の緊張が喉の緊張につながり、流れが滞り、顔が浮腫む・・・
なので、アロマを使わなくても良いですが、できるだけ方リラックスできる環境をつくって小顔マッサージをすると良いのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。