心の触れ合いが活力になる☆急性期病棟でのボランティア体験

シェアする

6月28日は急性期病棟でのアロマハンドトリートメントをさせていただきました。

こちらの病棟に患者さんはほとんどの方が御自身では寝返りも出来ない状態であり、ベッドサイドにて行わせていただきました。

意識のない方、意識はあっても御自身で動くことが困難な方、こちらの声かけが分かっても思うようにお返事ができない状態の方など、自分自身が病棟勤務していた時に関わったやくさんの患者さんのことを思い出しました。

今回ハンドトリートメントさせていただいた患者さんの中には人工呼吸器を装着されている状態の方もいて、ほとんどの患者さんが心電図や酸素モニターを装着されていました。

自分も看護師なので、モニターが外れているとか痰が溜まっているとか体位とかとにかくいろいろ目に留まり看護師の血が騒ぎますが(笑)、もちろん安易に手は出さず病棟の看護師さんに全部お願いします。

こちらの急性期病棟でのハンドトリートメントはとても静かに時間が流れました。御家族が付き添いされている場合には御家族と少しお話しもしますが、最初は一体どんなことをするのだろうという感じの御家族のみなさんも、精油とハンドトリートメントの説明をして、精油の香りがふわっと漂ってくるととても表情が和らぎます。

そして、実際にハンドトリートメントを始めると、普段に比べて表情が穏やかになっている患者さんもいるようで、御家族は「普段こんなことせんから、嬉しいんかな・・・。良かったな気持ち良いやろ。」などと意識のはっきりしない患者さんに向かって穏やかに話しかける姿が見られます。

患者さんにハンドとリートメントをしているのを見て、「気持ち良さそうやな、私もしてくれへんかな?」と希望される御家族もいらっしゃいました。そして御家族にトリートメントさせていただくと、「こんなんはじめて。気持ち良いわ。気もち良いわ。」と言いながら、初対面の私にいろいろなお話しをして下さいます。

精油の香りと触れることの魔法の力ですね(^^)

15564d365e16c47c09ff965315a1848e_s

穏やかな笑顔でお話しして下さるのを見ると私もとても嬉しくなります☆

少し話せるけれど意思疎通がスムーズでない患者さんも、静かに手に触れてトリートメントさせていただくと、何となく心地良さを感じていただいているのか、笑顔で何かお話しされます。

発語がスムーズではない患者さんもいらっしゃいましたが、トリートメントをしていると途中で私の手を両手で握って、発声はほとんどできないけれどゆっくりと口を動かして「ありがとう」と伝えて下さいました。こちらこそこんなに温かい気持ちにならせていただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。

dd428b261a0401155665062fc44dbe7c_s

触れることを通して伝わる人の心の温かさを感じられる時間は本当にかけがえのないもので、私の心のエネルギーになります☆

全く意識のない患者さんへのハンドトリ―トメントは、本当にただ一方的に私が撫でさするを繰り返すのですが、今一生懸命生きている目の前の患者さんから勇気をいただいたりしています。お話しもできないし、触れても反応が返ってくるわけでもない。触れるその手は温かい・・・。

反応はないけれども、今この患者さんは何かを感じながら確かに生きている。

看護師としてずっと病棟で患者さんに関わらせていただきましたが、ゆっくり1人1人の患者さんと関われる時間というのは殆んどなくて、いつも時間に追われながら必要な処置やケアを優先させなければなりませんでした。

それでもごくたまにはゆっくり関われる時間もあって、そういう時は本当に貴重なのでできるだけベッドサイドでお話しを聴いていました。

処置やケアは大切な看護なのだけれども、何もしないゆっくりと同じ時間を共有できる時間もとても大切なものだと思っています。

その為、ボランティアデアロマハンドトリートメントは、時間に追われることもなく1人の人間としてゆったりと人との心の触れ合いを大切にできる、私にとってとても幸せな時間となっています。

読んで頂いてありがとうございました☆

シェアする

フォローする

毎日が劇的に楽しくなる方法がわかる無料メールマガジン
毎日が劇的に楽しくなる方法がわかる無料メールマガジン
うつ病の家族との適切な関わり方がわかり、安心して過ごせるようになるメ-ルレッスン